【ディレプタスの補食】

 補食性繊毛虫であるディレプタスには攻撃用の器官であるエクストロゾ−ム(トキシシスト)を持つ。エクストロゾ−ム*は、放出されると獲物となる側の繊毛虫の膜を貫通する。それには毒性物質が含まれており、それによって獲物は麻痺して捕らえられる。下の写真は麻痺した獲物(テトラヒメナ、Tetrahymena)を飲み込む様子である。

    

 

*エクストロゾ−ム(extrusomes)は、原生動物の鞭毛虫や繊毛虫が持つ小器官で、細胞膜直下に位置し、機械的および科学的刺激などに対して反応し、全体あるいは部分的に放出されるものをいう。
参考 繊毛虫間戦争 飯尾英夫、春本晃江(化学と生物 Vol.34,No.6,1996)


 時には、自分の体とほぼ同じ大きさの獲物をも丸飲みする。下の写真はゾウリムシ(Paramecium caudatum)を丸飲みする様子である。

  

 

 獲物を奪い合うディレプタス。

 


Mikami Lab.へEECへ

 

このページは、Javascriptを使用しています。Netscape Navigetor3.0以降のブラウザで御覧下さい。

Copyright(e)1998〜MIKAMI Lab. All Rights Reserved.

 

produced by nakaji