接合前のゾウリムシ
性的な凝集の時期
(接合型を混ぜて5分後)
ペアー形成時
(接合型を混ぜて約2時間後)
一般にゾウリムシは、急速な増殖期を経て定常期に入ると接合能が誘導される。この時、相補的な接合型の細胞を混ぜると強い凝集反応が起こる。野外でゾウリムシを見つけたら、同じ場所から1細胞ずつ分離し、1細胞から増やした株(クローン)を10〜20株つくり、それらの間で接合を誘導してみると相補的な接合型が見つかることが多い。また、ゾウリムシには、接合後しばらく(接合後約50細胞分裂)の間、接合が誘導されない未熟期がある。
したがって、ゾウリムシの接合を誘導するためには
(1)混ぜる株が互いに相補的な接合型であること
(2)成熟していること
(3)盛んな細胞分裂の後に餌を食べ尽くした状態であること
が必須条件である。また、水温が30℃を超えると難しい。