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ゾウリムシの培養法

 ゾウリムシは、有機物をエサにして増えたバクテリアを食べて増殖する。有機物としては、稲ワラや乾燥した牧草の煮出し汁や、サラダ菜やクローバーなどの絞り汁を水で薄めたものを使うことができる。
 また、バクテリアには、大腸菌の仲間や枯草菌などを使うと良い。ゾウリムシを野外から採集して分離するときに、エサとなるバクテリアも一緒に入れることが多いので、とくにバクテリアを植えなくても良いこともある。しかし、エサとして適さないバクテリアが増えてしまうとゾウリムシが絶えてしまうことがある。


市販の製品を使った簡単な培養方法・・・・・・・・


人のために市販されている栄養剤である商品名「ニューカロリーメイト」(流動タイプ・大塚製薬)を0.1%程度に水で希釈しただけの液にゾウリムシを入れる方法がある。
液状カロリーメイト1mlを「六甲のおいしい水」1Lに加え、約0.1%の水溶液を作る。(カロリーメイトは4〜5ml程度ずつ試験管に分けて入れパラフィルムで口をふさぎ冷凍保存しておくと良い。)

※室温にもよるが、5〜10日くらいすると培養液が無色透明になり、ゾウリムシの密度が最大となる。このような場合、カロリーメイトの原液をピペットで5〜6滴加えてやる。
※20℃設定のインキュベーターでは、継代後10日程度で最大密度となるようである。
ゾウリムシの分離方法