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授業案

段階 学習活動 支援・留意点 評価の方法
導入

「自然界では、メダカは何を食べているのだろう?」

予想される解答
ミジンコ、緑藻、イトミミズ
<演示実験>
メダカによるミジンコの捕食

「普段、教室で飼っているメダカは、野外では一体何を食べているのか。」という疑問を喚起する。

簡易プランクトンネットを用いてクマミジンコの密度を高くし、水槽に入れた方が面白い。




メダカが何を食べているか、という質問に答えを出そうという意欲があるか。
展開 「ミジンコは何を食べているのだろう?」

〈実験〉ミジンコによるゾウリムシの捕食
ゾウリムシをニュートラルレッドで染色し、ミジンコに捕食させる。

「ゾウリムシがバクテリアを食べることを確認してみよう。」

<実験>ゾウリムシによるバクテリアの捕食染色パクテリアを掻き取った溶液にゾウリムシを入れ、数分後に顕微鏡で食胞を観察する。
単為生殖から有性生殖、耐久卵までの生活環などに触れ、ミジンコヘの興味を喚起する。


対象実験も行うのが望ましいが、行わなくても良い。



















前もって、染色したバクテリアを用意しておく。

ミジンコの生態を理解しているか。


実験操作の意味を理解して、実験を行っているか。















食胞の色の変化とバクテリアの捕食を関係付けながら理解できたか。
まとめ 「メダカを食べる生き物には、どんな生き物がいるだろうか。」

EX)タガメ、ミズカマキリ、ヤゴ、ザリガニ、カエル、ブルーギル、ブラックバス





このような、生物どうしの食べる・食べられる関係の結びつきを「食物連鎖」と呼びます。

食物連鎖」の考え方をしっかり理解できているか。
発展

準備しておいた2本の試験管を示す。一つは、ワラ抽出液のバクテゾアが殖えているが、もう1本はゾウリムシがバクテリアを捕食しており、液体が透明になっている。


ゾウリムシによるバクテリアの捕食によって、液体が透明になることを説明。

CODパックテストで、実際に浄化されているかを調べる。BOD測定には、数日の期間を要するため、今回は用いないこととした。

☆水質浄化のシステム
河川・湖沼の浄化のシステム
下水処理場での利用

試験管にレタス抽出液2、5m1とワラ抽出液0.5ml、天然水20m1を入れたものを2本用意し、1日放置する。翌日、その内の1本にゾウリムシを入れる。そのまま、5日ほど置いたものを準備しておく。

2つを生徒に比較させ、ゾウリムシの存在が液体の透明化に関与していることに気づかせる。

液が透明になっても、全体の有機物量は変わらないので、透明な部分のみを用いて測定すること。

「死んだ魚は、どうなるか?」という事を話し、分解者としてのバクテリアに触れる。
2本の試験管の差から、水質浄化に関連を持たせて理解できているか。

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